本工事
概 要
工 事 名
第二神明道路(改築)小東山トンネル工事
発 注 者
日本道路公団
施 工 者
前田建設工業・住友建設JV
種 類
三車線メガネ道路トンネル
施工場所
神戸市垂水区
掘削工法
施工箇所掘削方式

MJSの
施工条件
施工箇所
終点側坑口部
既設構造物
上部に4連のボックスカルバート
地盤状況
土被り
8m程度
N値
15〜70
地質
大阪層群。粘土を含む砂礫よりなる。礫径はφ2〜60mm。MAX100mm
湧水状況
地下水位は計画基準面以下である。
使用目的
削掘に伴う地山の緩みによる沈下、変位の防止。
検討概要
比較工法
1.パイプルーフ、2.注入式フォアパイリング。
選定理由
・掘削に伴う先行変位を抑制出来るので地山の緩みを防止できる。
・地盤内圧力の管理により施工中の地山の変位を抑制出来る。
・坑口よりの長距離施工によりトンネル掘削との競合がない。

設 計
造成範囲
縦横方向延長 11〜42m
横断方向延長 170度
試験施工
5本、延べ69mの試験施工のより施工仕様を決めた。
造成ピッチ
縦ピッチ 0.2〜0.6m、横ピッチ 0.25〜1.23m
仕 様 

・噴射圧力:500kgf/cm2
・噴射量:90L/min
・エアー量:0.8〜1.2m3/min
・引抜速度:20min/m
・造成形状:下向き扇形 180°

・目標造成半径:700mm
・造成体目標強度(б28):10kgf/cm2
・造成延長:1,473m
・地盤内圧力管理限界:0.6-1.2kgf/cm2
・硬化材:MJ−1号


施工概要

施工実績
施工状況
施工延長
1,482m
造成本数
38本
削掘延長
2,028m
噴射総量
2780m3
工 期
'94.9〜'95.2
稼動台数
1セット
使用機械
削孔機
H-300
機械寸法
L*W*H(7.7*1.98*1.4m)
造成機
H-300
機械寸法
L*W*H(7.7*1.98*1.4m)
使用ロッド
削孔ロッφ132mm(多孔管)、 造成ロッドアウターφ165mm、インナーφ80mm
材料
硬化材の配合
MJ-1号 ・セメント:760kg/m3
・混和剤:12kg/m3
・水:750kg/m3
拝泥処理
フィルタープレスのプラントを設置し全量脱水処理した。処理水を再利用した。
処理量は70〜140m3/日(フィルタープレス4台稼動。フィルタープレスをシーボルと称す。)

施工状況



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